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●都営浅草線では開業以来5000形車両が活躍していましたが、冷房装置が無く、老朽化が進行して いた事から、1991(平成3)年に後継となる5300形が登場しました。

アルミ合金製車体を採用し、先 頭部は丸みを帯びつつ傾斜のついた独特の形状となりました。

スカートの連結器周辺にはアクセン トとなる縁取りが付けられています。

車体色はホワイトを基本に窓下にレッド・ブラウンの細い2 本の帯を入れたもので、イメージをー新しています。

1997(平成9)年度まで7次に亘って製造され たため、各年次毎に細かな差異が見られます。

東京都シンボルマーク(イチョウマーク)の移設、車椅 子スペースの移設などが行われましたが、中でも外観上最も目立つ変更点として、1994(平成6)年 度に製造されたグループから前面スカートが大型化された点が挙げられます。

現在も8両編成27本 が馬込車両検修場に所属し、京成線、北総線、京急線へ乗り入れる形で幅広く活躍しています。

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